病院・クリニックの求人・年収・転職のポイント

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一般的に介護の職場といえば介護施設をイメージする人が多いと思いますが、医療施設である病院やクリニックでも、介護専門職の需要があります。ここでは、病院・クリニックでの介護のお仕事について紹介しています。

病院・クリニックでの介護のお仕事ってどんなもの?

病院・クリニックでの介護のお仕事は、主に介護福祉士としてのお仕事です。
仕事内容としては、介護施設でも利用者に対しておこなうような食事、入浴、排泄の介助や、リネンの交換などがありますが、もっとも中心となるのは、看護師の補助です。

病院・クリニックでの介護のお仕事は、介護施設のお仕事と何が違うの?

1. 介護施設と比べると重労働だと感じられることが多い傾向

介護施設の利用者は、身体介護や生活介護が必要だが病気ではないか、病気であっても症状が軽いことがほとんどです。しかし病院の患者は、病気であることが前提です。そのため、病院で働く介護福祉士は、病気でかつ身体介護や生活介護が必要な患者のお世話をすることになります。介護だけが必要な利用者への接し方と、介護が必要な病気患者への対応は、同じではありません。なので、介護施設にはない。病院勤務ならではの対応が求められます。具体的には、看護師の指示どおりに動くこと、介護精神よりも医療精神を優先させて患者と接することが求められます。このような点で、介護福祉士にとって病院勤務は、慣れるまでハードに感じられると言えます。

2. 看護師との上下関係が明確

前述した内容とも関係しますが、病院で働く介護福祉士は、あくまで看護師のリードに従う形で業務をおこないます。これは看護師がいる介護施設でも同じかもしれませんが、病院と介護施設では、看護師対介護福祉士などの介護スタッフの比率に違いがあります。介護施設には、看護師がそもそも配置されていない施設もありますし、配置されていても、介護スタッフよりは少ないケースのほうが多いです。しかし、病院の場合は、介護福祉士の求人枠があることのほうが珍しく、看護師は当たり前に配置されています。この環境の違いは、介護福祉士にとって大きなものです。つまり、病院では、立場と人数の2つの観点から、看護師が介護福祉士よりも優位に立っているということです。病院で働く介護福祉士は、この事実を踏まえたうえで、日々の業務に臨む必要があります。

病院で働く介護福祉士のお給料の相場は?

首都圏の病院で働く介護福祉士の平均月収は、20〜22万円程度が相場です。大型の医療法人が運営主体の病院であればあるほど、経営は安定しており、給与は高い傾向にあると言われています。

病院で働く介護福祉士に向いているのはこんな人

1. 医療ケアに興味がある人

病院では、介護よりも医療が中心で回る施設です。介護福祉士は、基本的には看護師の指示に従い看護師を補助するので、看護士が普段おこなう業務を日々間近で見ることができます。また、医師と話をする機会もありますので、医療について学ぶ機会がとても多くあると言えます。

介護福祉士の上位資格であるケアマネジャーは、介護と医療の両方の知識が必要な資格ですので、病院での勤務経験からの学びを通して、ケアマネジャーへのキャリアアップへつなげるという手もあります。

2. 安定した収入、福利厚生を得たい人

一般的に、介護施設よりも病院のほうが経営が安定していると言われます。また、福利厚生もよく、有給休暇が消化しやすいなどのメリットも病院にはあります。収入面や、プライベートとの両立を考えると、介護施設よりも病院のほうが優れているかもしれません。ただし、各々の病院や介護施設によって給与条件や福利厚生はさまざまですので、一概に言うことはできません。あくまで傾向としてとらえていただければと思います。

介護福祉士が病院に転職する際の注意点

1. 病院内でのキャリアアップは難しい

病院内には、介護職のキャリアアップの道は用意されていないのが一般的です。例えば、介護福祉士が介護施設で働いている場合には、同じ施設内で施設長などの管理職を目指すことができますが、病院では介護福祉士以上のキャリアを目指すことは難しいです。ただし、勤務年数を重ねれば昇給はできます。病院で安定的に収入を得るのが良いか、介護施設でのキャリアアップを目指すのが良いかは、個人の考え方によるところです。自分のキャリアプランと照らし合わせて考えてみてください。

2. 介護の理念が通用しないことがある

病院は医療現場ですので、介護の考え方よりも、医療の考え方が優先されることがあります。その考え方に、違和感を覚える介護福祉士が多いといいます。
例えば、足を痛めた認知症患者が勝手にどこかへ行ってしまうことへの対応として、介護の考え方では患者がなぜその場所に行ってしまうのかや、介護スタッフが付き添う形でその場所に行けないかなどを考えます。一方、医療の考え方では、足を治すことが最優先事項のため、患者をベッドに縛り付けることもあると言います。

このように、介護と医療の考え方の違いから、患者に対してとる行動は大きく変わります。そのため、介護について深く学んできたり、介護の現場のみを経験してきた介護福祉士にとっては、医療の考え方が腑に落ちず、悩んでしまうこともあると言います。

介護の立場から、介護の考え方を主張することは良いことですので、思ったことは看護師や医師に伝えるべきです。そのうえで、患者に対してどのようなケアをおこなうべきかは、看護師や医師と一緒に考えていく必要があります。ひとりで悩むのではなく、職場の仲間と連携して、患者と向き合っていくことが大切です。

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