ヘルパー(介護員)の求人・年収・転職のポイント

ヘルパー 転職

ヘルパー(介護員)は、代表的な介護系の職種の1つであり、介護サービス利用者に対して移動・食事・入浴・排泄などの介助を行います。ここでは、ヘルパーへ転職を考えている人に、ヘルパーの具体的な仕事内容ややりがい、また、転職活動や働き方のコツを紹介しています。

超高齢化社会の日本では、ヘルパーのニーズが大きい

日本では高齢者の人口が爆発的に増加を続けており、それに伴って高齢者の支援や介助を行うヘルパーが数多く求められています。また、ヘルパーのニーズが拡大する理由の1つとして、医療費を抑えるために在宅介護を推し進めようとする日本政府の動きがあります。具体的には、特別養護老人ホームでは入所条件が要介護3以上と厳しくなったり、病院では患者の7割以上を「在宅」に返さなければ診療報酬が加算されなかったり、といった制限が増えたため、高齢者の退院を進める動きが強くなっています。

この問題への対策として、日本政府は介護業界で外国人の雇用を解禁しましたが、日本の介護福祉士資格を取得することが必要条件になっているため、日本の介護人材不足の根本的な解決には至っていません。そのため、日本人のヘルパーの採用ニーズは高まり続けています。

ヘルパーの主な仕事内容

お仕事の内容は「生活援助」「身体介護」「相談・助言」

ヘルパーの主な仕事内容は以下の3つです。

  • 1.生活援助:調理・洗濯・補修・住居の掃除や整理整とん・生活必需品の買い物など
  • 2.介助:食事・衣類着脱・入浴・身体の清拭・洗髪・排せつ・通院などの補助や介助
  • 3.相談・助言:介護サービス利用者やその家族からの相談を受け、助言や指導を行う

ヘルパーが活躍する主な職場

ヘルパーが活躍する代表的な職場は、「ヘルパーステーション(訪問介護事業所)」です。ヘルパーステーションに勤務するヘルパーは、介護サービス利用者の自宅や施設に訪問し、ケアマネジャーの立てたケアプランに基づいた支援を行います。ヘルパーのその他の職場としては、グループホーム・特別養護老人ホーム・有料老人ホームなどがあります。

ヘルパーになるためには資格が必要なの?

資格が無くてもヘルパーとして働くことができますが、「介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)」を取得した上でヘルパーに転職するケースが一般的です。また、介護施設の雇用主も、この資格を持っているヘルパーを優先的に採用する傾向があります。介護職員初任者研修の資格を習得するためには、資格学校や通信教育で130時間のカリキュラムを修了し、筆記試験に合格することが求められます。

ヘルパーの仕事のやりがいって?

経験や年齢に関係なくチャレンジできる!

ヘルパーの仕事は、ヘルパー未経験の人もチャレンジしやすいというメリットがあります。例えば、現在の仕事で培ったコミュニケーション能力や事務処理能力、家事や育児で培った掃除や洗濯のスキルなどをヘルパーの仕事に活かすことができます。そのため、ヘルパーの仕事は、これまで会社勤めをしたことがない人や、育児や介護などを理由にしばらく仕事から遠ざかっていた人に特に人気があります。

また、一般的な職業とは違って、ヘルパーは年齢を理由に転職が難しくなるということがあまりありません。介護業界全体が人手不足ということもあり、40代・50代の人であっても、元気にしっかり働くことができる人であれば、採用される可能性は高いと言えます。

上級職へキャリアアップしやすい

ヘルパーの求人はアルバイトやパートがメインであるため、収入や待遇の面で不安を感じる人も居ると思いますが、ケアワーカーやケアマネージャーなどの上級職へのキャリアが開かれている点に、ヘルパーとして働くメリットがあります。ヘルパーとしての経験と求められる資格を取得すれば、昇進や転職をすることはそう難しくありません。なお、これらの上級職の資格取得やキャリアアップのためには、3年以上の実務経験と資格試験の通過が求められるため、まずヘルパーとして働き始めてみることをお勧めします。

シフトや勤務時間の自由が効きやすい

ヘルパーとしてフルタイムのアルバイトやパートで働くこともできますが、週2〜3日だけ・週末だけ・1日4〜5時間だけといった働き方も可能です。そのため、Wワークを希望する人や家事や育児と並行して仕事をしたい人に働きやすい環境と言えます。ただし、将来的に正規雇用を目指す人や上級職へキャリアアップを目指す人であれば、フルタイムの仕事を選ぶことをお勧めします。

ヘルパーが直面しやすい3つの悩み

ヘルパーは、やりがいや社会的な意義の大きな職業ですが、「体力的な負担が大きい」「人間関係の悩みを抱えることがある」といった苦労を感じることもあります。ここでは、現役のヘルパーの声を元に、ヘルパーが直面しやすい3つの悩みを紹介しています。

1.収入と忙しさのバランスに不満を感じることがある

初めてヘルパーとして働く人であれば、アルバイトやパートとして雇用されるケースが一般的であるため、時給で給料を受け取ることになります。具体的な時給としては、例えば首都圏の訪問介護のアルバイトであれば、身体介護の場合で「時給1,800円〜2,500円」、生活援助の場合で「時給1,300円〜1,600円」が相場であり、決して低い時給という訳ではありません。しかし、慣れない内は体力的・精神的な負担を感じるシーンも多く、仕事内容や忙しさと時給のバランスが合わないという不満を感じる人も居ます。

2.介護サービス利用者とケアマネージャーの板挟みになることがある

ヘルパーの仕事は、ケアマネージャーの立てたケアプランを元に介護サービスを提供することですが、実際に利用者とコミュニケーションをしてみると、ケアプランと介護サービス利用者のニーズのズレに気付くことがあります。また、介護サービスは要介護者の利用する介護保険の区分(要介護 or 要支援、身体介護 or 生活援助など)に従って提供する必要がありますが、その境目をしっかり見極めることは難しいものです。

そのため、ケアプラン通りに介護サービスを提供したとしても、利用者から不満を伝えられてしまったり、ケアプランに無いサービスを提供してケアマネージャーに叱られてしまったり、といった苦労をすることがあります。ヘルパーの仕事に慣れてくれば徐々に自分で正しい判断ができるようになりますので、慣れない内はケアマネージャーに細やかにホウレンソウを行うことが大切です。

3.職場の人間関係やコミュニケーションに苦労することも

ヘルパーの仕事は人と接する時間が多いという特徴があるため、ケアマネージャーやその他の介護スタッフと介護方針について揉めてしまったり、介護サービス利用者やその家族と良い人間関係を築くことができずピリッとした雰囲気になってしまったり、といった問題に直面することがあります。また、女性職員が多い職場では、女性特有の派閥争いや噂話に付き合わなければならないこともあります。この問題を未然に防いでクリアすることもヘルパーに求められる資質であるため、職場の人間関係やコミュニケーションを円滑に進められるよう心がけましょう!

ヘルパーへ転職を成功させるコツとは?

フルタイムで働くことができる人が優先的に採用されやすい

一般的なアルバイトやパートの求人と同じように、ヘルパーの求人もフルタイムで働くことができる人が優先的に採用されることが多い、ということを覚えておきましょう。特に、時給や待遇の良い求人には数多くの応募が集まりますので、勤務可能日数によって足切りされてしまうこともあります。もちろん、WワークOKの求人も多数ありますが、1日でも早く仕事を覚えて上級職にキャリアアップしたい人はフルタイムで働くことをお勧めします。

教育体制や資格取得の支援制度が整っている職場を探そう!

初めてヘルパーの仕事にチャレンジする人であれば、職場の教育体制がしっかり整っているか、資格取得の支援制度はあるか、ということを必ずチェックしておくことが大切です。ヘルパーの求人の中には、職場の勉強会や研修について詳しく記載があるものも多いため、そのような求人を中心に応募してみると良いでしょう。また、面接官に直接確認することも忘れないようにしましょう。

多くの求人の中から自分に合った転職先を見つけよう!

介護業界全体で人手不足が続いているということもあり、ヘルパーの求人を見つけることはそう難しくありませんので、自分が職場に求める希望条件を整理した上で、じっくりと求人を探してみることをお勧めします。また、できる限り効率的に求人を探したい人や介護業界に転職することに不安を感じている人手あれば、介護専門の転職サイトや求人サイトを利用すると良いでしょう。

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