実務者研修(ホームヘルパー1級)の資格

実務者研修者 転職

実務者研修とは、介護の現場で活かす実務的な知識やスキルがあることを証明する資格で、初任者研修の上位資格です。2017年1月から、介護福祉士の必須受験資格として追加され、実務経験が3年以上あることも、併せて必須条件となりました。ここでは、介護系資格のひとつである、実務者研修(ホームヘルパー1級)の資格について紹介しています。

実務者研修(ホームヘルパー1級)を取得するためには?

実務者研修を取得するためには、通学もしくは通学・通信併用の講座を受講して学習したのち、修了試験として筆記試験と実技試験を受ける必要があります。講座は、さまざまなスクールで提供されていますが、修了試験の明確な条件は定義されていないため、修了試験の形式は各スクールによって異なります。実務者研修は、介護未経験者でも受講することができる講座のため、修了試験の難易度はそれほど高くありません。実務者研修は、介護系資格の取得がない場合の実務研修取得までにかかる受講時間は450時間だが、介護の資格を持っていることで初任者研修を取得済の場合は320時間と受講免除が受けられます。

実務者研修者の仕事内容とは?

実務者研修者の仕事内容は、主に以下の3つです。

1.介護サービスを提供

実務者研修者は、初任者研修者や介護福祉士と同様に、介護サービス利用者に対して身体介護や生活介護をおこないます。具体的には、食事、排泄、入浴などの身体介護や、調理、洗濯、清掃、買い物などの生活介護です。

2.医療ケアを提供する

実務者研修者は、利用者に対して、たん吸引や経管栄養の医療ケアをおこなうことができます。こうした医療ケア技術の修得に加え、医学知識や医療制度などの学習も含まれており、医学知識を踏まえたうえで、利用者に対して一部の医療行為を提供することになります。

3.事業所全体をまとめる

実務者研修者のその後のキャリアとして、介護福祉士、サービス提供責任者とキャリアアップを目指すことができます。サービス提供責任者になった場合には、利用者に対して介護サービスや医療ケアを提供することに加え、事業所全体をまとめることを求められることとなります。なかには介護福祉士でも、サービス提供責任者に求められるようなリーダーシップを求められることも。そのため、キャリアアップを目指すのであれば、実務研修の資格を取った段階から事業所をまとめるために、自分であればどうするかを考えながら業務に臨むと良いでしょう。

実務者研修者の資格があれば正社員になれる?

実務者研修者の資格があれば正社員になることは可能ですが、未経験者の場合は、たとえ実務者研修者の資格があっても、正社員としての採用が難しい場合も。そうした場合、上位資格である、介護福祉士、サービス提供責任者の資格を取得すると、正社員になれる可能性が高くなるので、正社員を目指したい方はこうした資格取得も目指してみると良いでしょう。

実務者研修者の主な3つの職場

1.訪問介護

実務者研修者は、たんの吸引などの医療的ケアを利用者に対しておこなうことができることから、少人数の介護スタッフで利用者宅を訪問する訪問介護の現場が主な職場として挙げられます。また、実務者研修者には、その先のキャリアとして、介護福祉士とサービス提供責任者があり、なかでもサービス提供責任者は、訪問介護の事業所全体をとりまとめる役割であることから、訪問介護の仕事につくことでその後のキャリアを形成しやすいことも、訪問介護に勤めるメリットです。訪問介護事業所としても、実務者研修者を今後のサービス提供責任者の候補として採用したいと考えるケースが多いので、実務研修者であれば転職先としてチェックしておくと良いでしょう。

2.特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームでは、身体介護が必要な要介護度の高い利用者が多いことから、介護の専門性を理解した人が職員として求められる傾向にあります。実務者研修は、初任者研修の上位資格であり、また介護福祉士の資格要件でもあるため、一定の介護の専門性を評価されることから実務研修の資格を持っている方であればチェックしておきたい施設のひとつです。また、医療ケアが必要な利用者への対応ができる点でも、実務研修者は特養に採用されやすい理由となっています。

3.有料老人ホーム

利用者として障がいのある人を受け入れている有料老人ホームは、実務研修者のニーズが高いため、採用もされやすい傾向があります。実務研修者は、脳性麻痺や肢体不自由などの利用者に対して、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアを提供でき、看護師の少ない有料老人ホームで利用者へ医療ケアを提供できる実務研修者は大きな役割を果たすことができます。

実務者研修者の年収・時給の相場

実務者研修者の全国平均年収の相場は、約250〜300万円となっており、全国平均時給の相場は、約1100〜1500円となっています。実務者研修者の資格手当が付く場合、初任者研修者より少なく、介護福祉士より多い額の手当が付くことが一般的です。実務者研修取得が資格要件となっている介護福祉士の全国平均年収が341万円なので、より高い年収を目指したい方は介護福祉士の資格取得を目指してみることをおすすめします。

年収・時給アップのために、上級資格の取得を目指そう!

実務研修者の上位資格には、介護福祉士、サービス提供責任者の2つがあり、高い年収を得たいと考える方であればぜひ取得を目指してみると良いでしょう。介護福祉士は実務研修の資格が必要であるように、サービス提供責任者には介護福祉士の資格が必要であることから、サービス提供責任者が最も給料が高い求人が多いことが特徴です。介護福祉士には、アルバイト・パートの求人もある一方で、サービス提供責任者は正社員としての求人がほとんどですので、希望の雇用形態と、年収・時給の兼ね合いを考えて、介護福祉士まで取得するか、それともサービス提供責任者まで取得するかを考えると良いでしょう。

実務者研修者の仕事探しにおすすめの転職・求人サイト

実務者研修者の仕事をお探しの方は、介護専門の転職コンサルタントに相談しながら転職活動を進めることをお勧めします。自分の資格や経験が介護業界の求人市場でどのくらい評価の対象になるのか、今後のキャリアをどのように考えればよいのかなど、情報の収集と整理をした上で転職に臨みましょう。また、転職コンサルタントの有無によって、転職後の年収や待遇に大きな差が生まれることもありますので、是非検討してみて下さい。当サイトでは、特に介護福祉士の転職に強い介護専門の転職サイトを紹介しています。無料登録することで転職コンサルタントに無料相談することができますので、是非チェックしてみて下さい!

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